痩せようと奮起したが三日坊主に終わってしまった。
英語を話せるようになりたい、でも勉強が続かない。
叶えたい理想はあるけれど、人生が変わらない。
人は誰しも目指す世界があります。
しかし多くの人は到達する前に挫折してしまう。
人生を変えるのはなぜこれほどまで難しいのか?
本記事は
・あなたの現状が変わらない理由
・どうすれば現状を変え、理想に近づけるかを述べ
あなたの人生を変えるきっかけとなることを目的とします。
現状が変わらない理由
現状が変わらない。
それは本心から変わろうとしていないためです。
例を挙げます。
あなたは太った姿に悩み「痩せたい」と願っている。
家族からも少しくらい痩せたら?と憐みの目を向けられている
そして一発奮起、ジムを契約し毎日1hランニングすると決断
最初の二週間はモチベーション高く通っていた。
しかし次第に体調が悪い、雨が降っているから。
言い訳する内に足が遠のいていく。
誰しも一度はこのような経験があるでしょう。
これは意識的には瘦せたいと思いながら
無意識レベルでは現状に心地よさを感じているのです。
人間は意識の90%を無意識に支配されています。
要は顕在意識(=意識)では痩せようとしても、潜在意識(=無意識)が変わるなと指示している訳です。
「痩せたら嬉しいけど今の生活に不自由無いよね?」
「なるべくキツイトレーニングはしたくないね。」
「なら別に今のままで良いんじゃない?」
脳からすると現状に留まり、エネルギーを使わない方が楽なのです。
これが私たちの人生がそう簡単に変わらない理由です。
顕在意識、潜在意識の詳細については

潜在意識を一発で書き換える方法
では潜在意識を変えるにはどうすればよいか?
実は潜在意識を一発で書き換える方法があります。
それは
大きな不幸、挫折、成功体験、憧れなど感情が揺れ動く体験をすることです。
少し私の話をさせて下さい。
私は大学3年生のとき、世界中の人とコミュニケーションを取りたいという想いから
6ヵ月間フィリピンで英語を学びました。
この半年間は大学受験より勉強しました。
朝5時に起床。夜22時の就寝まで予習、授業、復習、自己学習、アウトプットのサイクル
その結果、TOEICは600→900点まで伸び、自信を持って英語を話せるようになりました。
いわゆる人生が180度変わったのです。
私が人生を変えられたのは、強烈な挫折経験があったからです。
大学2年のとき大学のプログラムで一ヵ月間カナダに行った際の話です。
初めての海外で不安もありつつ
当時既にTOEIC600点を取得していた私はまぁ何とかなるだろと思っていました。
しかし現実は違いました。
ホームステイ先のファミリーの会話に全くついていけないのです。
興味を持って質問してくれるが、聞こえるのは雑音
なんとか単語を拾いつつ理解できるのは20%程度
やっとの想いで意味を理解しても、今度は言葉が出てこない。
単語を繋げて返すのがやっと。中学レベルの英語も話せない。
聞こえない、話せない中、愛想笑いをしてその場をやり過ごす。
一方で
同じく滞在していた同年代のブラジル人の彼は不自由なく会話を楽しんでいました。
そんな彼を横目に
「なぜこんなにも英語が話せないんだ?」
「世界中の人とコミュニケーションが取れたらどれだけ素晴らしいだろう」
心の中は惨めさ、悔しさ、憧れ、理想など沢山の感情でぐちゃぐちゃでした。
そして
「絶対に英語を話せるようになってやる。」
そう覚悟を決めたのです。
心が揺れ動く体験をする
私が理想に向かって熱中出来たのは、強烈な挫折経験ゆえに潜在意識が書き換わったからです。
カナダに行くまで、私の潜在意識は
「英語が話せたら楽しいだろうな。」
「でも日本で暮らす以上は使わないか。その内話せるようになったら良いな。」
要は「英語が話せない状態」が快適でした。
しかしカナダで体験した
英語が話せない自分への強烈な不快感
世界中の人とコミュニケーションが取れる世界への憧れ
これを経て潜在意識は
「絶対に英語を話せるようになってやる。」
「世界中の人とコミュニケーションが取れたらどれだけ楽しいか。そんな世界に行こう。」
と書き換わりました。
人生を変えたい。けど変わらなくて悩んでいる。
そんな時はぜひ心揺れ動く体験をしてみてください。
痩せたい⇒ダイエットを成功させ、輝く人に会いに行く。
英語を話したい⇒実際にネイティブと会話し、能力不足を実感する。
やりたいことで生きたい⇒実際に叶えた人の話を聞いてみる。
悔しい、苦しい、楽しい、あんな風になりたい
そんな感情たちがきっとあなたを変えてくれます。