自信を持ちなさい。
しっかりと理解しなさい。
私たちは日々沢山の言葉を受け取っています。
時に聞いた言葉を行動に移してみる。
しかし状況は好転しない。
それはもしかすると
言葉を明確にイメージできていないかもしれません。
本記事ではイメージの重要性を理解し
あなたの思考、行動を変えることを目的とします。
理解できない言葉はイメージできない
そもそもですが
私たちは理解できない言葉をイメージすることは出来ません。
例えば「スマートフォン」と聞くとあなたは
自分の持っているiPhone、Android端末など
何かしらの機器をイメージするでしょう。
私たちはスマホという言葉を
見た目、機能と紐づけて理解しています。
だからこそ、その姿形をイメージできるのです。
一方で南アメリカの先住民族にスマホと言っても
「なんだそれは?」と理解してもらえないでしょう。
鮮明なイメージが思考、行動を変える
言葉を明確に理解し、頭の中に鮮明にイメージできれば
私たちの思考、行動は変わります。
例えば理解という言葉で説明します。
あなたは「理解」という言葉をどう捉えていますか?
「え、理解は理解じゃないの…」
「しっかりと分かろうとすること?」
明確に答えるのは難しくないでしょうか?
「ちゃんと理解しなさい」
子供のころから良く言われてきたことですが
これだけではどうも抽象的です。
そこで理解の語源を見てみましょう
理:物事の筋道や自然の法則
解:分けることを意味する字形で「ほどく」「分解する」という概念
つまり「分解してほどくことで物事の本質を明らかにする」
言葉をどれだけ明確に理解しているかで
問題への向き合い方も変わってきます。
例えば数学の問題一つ解くにも
とにかく何度も解いて覚えるくらい理解するんだ
と闇雲に行動するのではなく。
数学の問題を解く上で必要なのは
・公式の成り立ち、暗記
・問題文の意図を読み取る力
・論理的思考力
・計算力
・時間内に解く瞬発力
・
・
と分解することができます。
その中で自分はどこが足りないのか。
原因を分析し、対応する。
このアプローチが前者に比べ効果的なのは明らかでしょう。
要は分ければ分かるのです。
辞書引きのすすめ
ここまでの話をまとめます。
人は理解できた言葉は頭に思い浮かべることができる。
そして鮮明にイメージれば思考、行動が変わっていく。
理解も曖昧に終わらせるのではなく
具体的、明確に腹落ちさせることが大切です。
そのためにはどうすれば良いのでしょうか?
オススメは辞書を引くことです
例えば自信を辞書で調べると
自分の価値・能力を信ずること。
信ずるという言葉が抽象的なのでこれも調べると
それを本当だと思い込む。正しいとして疑わない。
つまり、自分に価値、能力があると思い込むこと。
ここまで理解すると
別に実績が無くてもそう思い込めば良いんだと気付けます。
また、語源を調べることもオススメです。
例えば
食=人を良くする
と分かれば食事に気を付けようかな、と見方を広がります。
明確に理解することで頭の中にイメージが沸く
それによって私たちの思考、行動は変わっていくのです。